アンカー受験ラボ

あと施工アンカー資格 学習ガイド

あと施工アンカー資格の種類と違い【全8区分一覧】第2種・第1種・技術管理士どれを取る?

「あと施工アンカーの資格、種類が多くてどれを受ければいいか分からない」。第2種・特2種・第1種の施工士、技術管理士、主任技士——名前は似ていますが、扱えるアンカーの大きさと、与えられる役割がそれぞれ違います。このページで全体像と選び方を一気に整理します。

▶ 先に無料で10問解いてみる(登録不要)

区分は「ネジ径」と「能力」で分かれる

あと施工アンカーの資格は、大きく分けると「施工士(実際に施工する人)」と「技術管理士(施工を管理する人)」に分かれます。施工士はさらに、扱えるアンカーの大きさ(ネジ径)と、判断できる範囲(能力)で区分されます。

区分扱える大きさ主な役割・できること
第2種施工士M12以下(異形棒鋼D13以下)決められた施工計画どおりに施工。アンカーの選択・母材の判断・耐力試験は対象外。試験は学科+技能。
特2種施工士M22以下(D22以下)耐力試験は支援作業のみ可(第1種等の立合いが必要)。試験は実技のみ
第1種施工士上位(径上限の明示なし)施工管理能力あり。耐力試験で「確認荷重値までの載荷と報告書作成」が可能(結果評価は不可)。試験は筆記+実技。
技術管理士—(施工はしない)施工計画・施工図の作成、工程・品質・安全の管理。耐力試験は評価のみ可・実施は不可。試験は筆記のみ(学科+耐力計算)。
主任技士第1種+技管の能力試験はなし。第1種施工士と技術管理士の両方に登録された時点で自動的に主任技士となる。
上記5区分のほかにも、関連資格があります:
接着系注入カートリッジ型施工士(注入式):接着系(注入方式)のアンカーを扱う資格。eラーニング講習+実技試験で取得。能力範囲はベースとなる上位資格に従う。
点検士:既設アンカーの点検・診断を担う維持管理側の資格(座学+筆記)。
登録基幹技能者:現場マネジメントの上級職長資格。建設業法上の主任技術者要件を満たし、経審の評価対象にもなる。

自分はどれを受ければいい?(選び方)

現場で施工する人

まずは自分が扱うアンカーの大きさで考えます。M12/D13までなら第2種、M22/D22まで扱うなら特2種、それ以上や設計・耐力試験まで踏み込むなら第1種が目安です。

施工計画・管理を担う立場の人

自ら施工するより、計画作成や品質・安全の管理を担う立場なら技術管理士。施工も管理も両方こなす上位を目指すなら主任技士に届きます(主任技士は第1種+技術管理士の両方に登録された時点で自動付与され、独立した試験はありません)。

キャリアで考える

将来的に管理側・上位区分を目指すなら、下位区分の学習内容はそのまま土台になります。上位区分ほど設計力学・コンクリート・耐力計算の理解が必要になるため、早めに触れておくと有利です。

受験前に押さえておく流れ

2026年度からの制度変更(技術管理士):技術管理士は、2026年度から「指定技術資格の保有や実務経験による受験要件は廃止」と公式に告知されています。2025年度以前は、下位資格を経由せず別ルート(指定技術資格保有・実務経験など)から受験できるパスが存在しました。古い合格体験記で「下位資格を経ずに技術管理士を取った」という記述があっても、それは旧制度のルートです。受験前に必ず最新の公式情報をご確認ください。

難易度の目安は「★」で考えると分かりやすい

学習の難易度感は、おおむね次のように対応します。自分の区分より一段上まで目を通しておくと、取りこぼしが減ります。

区分に合わせて論点を潰すなら

資格区分ごとに出題範囲を絞って解ける一問一答。まずは無料で実力チェック。

全論点・問題数無制限プラン 月 ¥1,480
無料で問題を解いてみる →

関連ガイド

本ページは独立した学習サービス「アンカー受験ラボ」が作成したもので、特定の試験実施団体・協会とは関係のない独立した解説です。区分・要件は変更される場合があります。受験前に最新の公式情報を必ずご確認ください。