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あと施工アンカー資格 学習ガイド

あと施工アンカーの一般技術講習とは?初級・上級の違いとeラーニング受講の流れ

あと施工アンカーの資格を調べはじめると、必ず出てくるのが「一般技術講習」。試験と何が違うのか? 受けないと受験できないのか?——結論から言うと、一般技術講習は資格試験とは別物の「準備講習」で、第2種では当該年度の受講修了が受験の前提になります。初級・上級A・上級Bの違いと、eラーニングでの受講の流れを、アンカー受験ラボ編集部が整理しました。

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一般技術講習とは?資格試験とは別の「準備講習」

あと施工アンカーの資格制度には、合否を判定する「資格試験」とは別に、受験に先立って知識を学ぶ「一般技術講習」が用意されています。名前だけ見ると、講習を修了すれば資格がもらえそうに思えますが、そうではありません。講習はあくまで学習の場で、資格を取るには別途、試験に合格する必要があります。

位置づけは資格区分によって異なります。押さえておきたいのは次の2点です。

第2種の受験資格は「15歳以上・中学校卒業以上の学力」に加えて「当該年度の一般技術講習(初級)の受講修了」とされており、実務経験は求められていません。門戸は広い一方で、講習の受講だけは飛ばせない——これが第2種の特徴です。受験資格から試験当日までの全体像は第2種施工士の受験ガイドで詳しく解説しています。

資格取得後に5年ごとに受ける「更新講習」とは別物です。名前が似ているため混同されがちですが、一般技術講習は「受験前」、更新講習は「取得後」の講習です(違いは記事末尾のFAQで整理しています)。

初級・上級A・上級Bの違い

一般技術講習には初級・上級A・上級Bの3つがあり、対象となる資格区分と「必須か任意か」が異なります。

講習主な対象位置づけ時期の目安
初級第2種施工士受験に必須(当該年度の受講修了が受験の前提)例年6〜7月ごろ
上級A第1種施工士任意(受験準備向け)例年6〜7月ごろ
上級B技術管理士任意(受験準備向け)例年6〜7月ごろ

受講料は、2026年度の公式情報ではWeb申込・税込で初級15,700円(会員企業9,400円)、上級A 19,200円(同11,500円)、上級B 36,500円(同21,900円)とされています。いずれも会員企業には一般より4割ほど安い会員価格が設定されており、勤務先が会員かどうかで負担が大きく変わります。金額は年度により変わるため、申込前に必ず公式情報でご確認ください。

「そもそも自分はどの区分を受けるべきか」から迷っている場合は、先に資格の種類と違いを読むと、初級・上級のどちらが自分に関係するかが判断しやすくなります。

eラーニングでの受講——申込から試験までの流れ

公式情報では、講習は2020年度から全面的にeラーニング化されており、24時間いつでも受講できるとされています。会場に集まる形式ではないため、現場の仕事と両立しやすいのが利点です。申込から試験までの流れは、おおむね次のようになります。

  1. 講習に申し込む(例年6〜7月ごろ):講習の申込時期は例年6〜7月ごろで、Web申込に対応しています。
  2. eラーニングで受講・修了する:24時間受講できるため、夜間や休日にも自分のペースで進められます。
  3. 受験を申し込む:受験申込も例年6〜7月ごろで、講習と時期が重なります。第2種は当該年度の初級受講修了が受験の前提です。
  4. 試験本番(例年8月下旬〜9月上旬):第2種を含む主要区分の試験は年1回、例年8月下旬〜9月上旬の日曜に全国の主要都市で一斉に実施されます。

注意したいのは、試験が年1回しかないことです。講習・受験の申込時期(例年6〜7月)を逃すと、次の機会は翌年度になってしまう可能性があります。また、申込の支払い後は取消・返金ができないとされているため、申込内容は確定前によく確認しましょう。受験料や申込手続きの詳細は受験料・申込方法・試験日程の全体像にまとめています。

受講形式・申込方法・日程は年度により変わる可能性があります。実際に申し込む際は、必ず最新の公式情報をご確認ください。

よくある誤解——「講習を受ければ資格が取れる」ではない

いちばん多い誤解が、「講習を修了すれば資格がもらえる」というものです。これは明確に誤りで、公式にも「一般技術講習で資格を取得することはできない」「講習の受講は合格を保証しない」ことが明示されています。

つまり、講習はインプットの場であり、合否はあくまで試験で判定されます。初級を修了しても、第2種の試験(学科+技能)に合格しなければ資格は得られません。上級A・上級Bも同じで、受講は理解の底上げにはなりますが、それだけで合格できるわけではありません。

「講習を受けたのに落ちた」とならないためには、講習で学んだ内容を「試験で解ける形」に変える練習——つまり問題演習の時間を、講習とは別に確保しておく必要があります。

講習の先へ——合否を分けるのは演習

講習は、出題範囲の概要を体系的につかむには良い機会です。ただし、この試験には市販の過去問題集がほぼ存在しません。直近年度の試験問題PDFは公式に掲示されていますが解説は付いておらず、「なぜその答えになるのか」は独力で埋める必要があります。

そこで有効なのが一問一答形式の演習です。講習でインプットした知識を、一問一答で「問われ方」ごと覚えていき、解けなかった論点だけを繰り返す。この回し方なら、講習から試験本番までの限られた期間でも仕上げられます。

アンカー受験ラボは、この試験の論点を一問一答で演習できる学習サービスです。登録不要で試せる無料問題も用意しているので、講習前後の力試しに活用してください。

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よくある質問

Q. 一般技術講習を受けないと受験できませんか?
A. 第2種施工士は、当該年度の一般技術講習(初級)の受講修了が受験の前提と公式に示されています。一方、上級A(第1種向け)・上級B(技術管理士向け)は任意の準備講習で、受講しなくても受験できます。
Q. 上級A・上級Bは受けたほうがいいですか?
A. 任意です。試験前に範囲の概要を体系的に学ぶ機会になりますが、受講しても合格が保証されるわけではないと公式に明示されています。受講する場合もしない場合も、合否を分けるのは問題演習です。なお会員企業には一般より安い受講料が設定されている傾向があります。
Q. 更新講習とはどう違いますか?
A. 一般技術講習は受験前の準備講習(初級は第2種の受験要件)です。更新講習は資格取得後に5年ごとの受講が必須とされる講習で、受けないと登録抹消となります。名前は似ていますが、受けるタイミングも目的も別物です。

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本ページは独立した学習サービス「アンカー受験ラボ」が作成したもので、特定の試験実施団体・協会とは関係のない独立した解説です。講習・試験の内容、受講料、日程は年度により変わる可能性があります。受講・受験の際は、必ず最新の公式情報をご確認ください。